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強迫性障害

今日は病院の日。少し嬉しい事がありました♪その事を書くにあたって、私の『強迫性障害』について書いてみたいと思います。興味のある方は良かったら読んでくださいね。

強迫性障害というのは、生活環境の変化やストレスで発症するようです。100人に2人はなるという、決してめずらしくない病気です。(九州大学医学部付属病院 精神科行動療法研究室に解りやすい説明が載っています。)
そして症状も、いろいろなものがあります。私の症状は、俗に言う『確認癖』みたいなものです。皆さんも「あら?家の鍵、閉めたかしら?」ともう一度確認する事はあると思います。それがひどくなって生活に支障が出てくると、強迫性障害となります。
私の場合、ストレスが原因で発症しました。数年前からガス、水道、電化製品、寝る前や家を出る前にそれらがちゃんと切れたり止まっているか、不安で不安で何度も確認するようになりました。確認するのが大変だからなるべくそれらを使わないようにする。生活が消極的になる。家を出るのに時間がかかる。会社を遅刻しがちになる。それらがなんてバカバカしい事だと自分が一番良く知っている。
ひどい時は、ダンナが帰ってくるのがはっきり解らないと、ガスを使って料理ができない程でした。帰るかどうか解らない事が結構多いし、夜勤の時期もあるので、そんな時は大変(@@)。お刺身とサラダとか、あと最近の電子レンジは優れもので、お魚焼いたり野菜炒めたりできるんですけど、やっぱりおいしくない。そんな自分がほとほと嫌でした。

そんな時に『薬で治る場合がある』という新聞記事を見て、8ヶ月程通院して薬を飲みました。その病院はカウンセリングは良かったんですけど、結局私は薬では治らないな、と感じたし、その病院の治療の仕方が『ストレスを排除する』という考え方だったので、それは無理だなと転院しました。
私のストレスは排除できるものではないし、ストレスとうまくつきあっていく、苦手なものにあえて立ち向かう、という考え方の今の病院にしたわけです。通いはじめて1年と4ヶ月位たちます。症状の方は大分良くなってきていて、ダンナが帰ってこなくてもガスを使って料理できるようになりました。確認には時間かかっちゃいますけど、私にしてみたらすごい進歩です。

実は友達と泊まりで旅行に行くなんてのも、ここ数年やってないんです。旅行自体は楽しいものだけど、家を出るまでの戸締りの事を考えると不安で不安で、楽しめる状態じゃないんです。

でもあえて、近日中に友達と旅行に行きます。でもネックがもう1つ。実は私、数年程前に軽いパニック障害になった事があって、それ以来、飛行機と映画館がダメなんです。意識するとどんどん息苦しくなってくるんです。
映画館はなんとか克服したんですけど、飛行機はやっぱり不安。今までは精神安定剤飲んだりして乗ってましたけど、今は薬をもらってないし。

で、すごく長い話になりましたけど、今日病院で旅行に行くお話を先生にしたんです。そしたらすごく喜んでくださいました。お守り代わりに精神安定剤も5錠だけ出してもらいました。でもこれはなるべく飲まないつもりです。
で、『不安だらけでもそうやって行動した方がいいですよ。楽しんできてね。』と言われたんです。なんだかこの言葉が妙に嬉しくて。不安だらけでいいんだ。行動する事が大事なんだ。そうだよな~。ほんとそうだよな~、としみじみとかみしめています。

なんだか長ったらしい記事でスミマセンo(_ _)o読んでくださった方、ありがとです。

by 35-lapis_lazuli | 2005-04-09 16:52 | 私の事  

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