言の葉を鏡に映す

今朝の新聞に載っていた絵門ゆう子さんという方のエッセイ。
彼女は今癌と闘っているのですが、心が病んでいた頃は人の言葉を曲解し、悪い方にとらえていたというお話と共に、こんなエピソードが載っていました。
彼女が若い頃、60代前半の男性に「初老の紳士という感じですてきですね」と言ったそうです。
彼女にとっては文学的な響きがあり、彼の穏やかな雰囲気を表わすのにぴったりの『初老』という言葉が、結果的に彼を傷つけてしまったそうです。
その事をうけて
言の葉を鏡に映すということは、自分がどういうつもりで言ったかというところから離れ、相手がどう感じたかに照準を合わせること。
と書いていました。
このお話、すごく納得してしまいました。
言葉って自分が発したらおしまいじゃなくて、実は受け取る側がどう取るかの方が重要な気がします。
だから悪気が無くて言った言葉が人を傷つけてしまったり、相手の心の状態まで理解してあげられなかったり。
また、相手はどういうつもりで言ったのかしら?なんて深読みしてみたり、自分の心が病んでいて、人の言葉に深く傷ついたり。

私が常に心掛けているのは『自分がされて嫌な事は人にはしない』という事なのですが、これだって自分の『嫌な事』と人の『嫌な事』は違うわけだし、人間ができてない私はちょっと悪魔の心が顔をのぞかせて(小悪魔?ウフ)嫌な自分になっちゃう時もある。

言の葉や態度を鏡に映す事って大事ですね。
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by 35-lapis_lazuli | 2006-03-23 11:23 | 備忘録  

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