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ジェシー・ジェームズの暗殺

ジェシー・ジェームズの暗殺_b0046148_23125211.jpg今年に入ってから観た映画の備忘録をいくつか。
上映はもう終わっちゃってます。スミマセン。
気になった方はレンタルで是非!

ジェシー・ジェームズの暗殺

ジェシー・ジェームズはアメリカに実在した無法者で、重罪人にもかかわらず、強い者に立ち向かうロビン・フッドのイメージと重ねられ、英雄のように語られているそうです。
そのジェシーが、彼に憧れて仲間になった若者ロバートに背中から撃たれるまで、そしてその後どうなったか、というストーリー。





「ジェシー・ジェームズは英雄」というのが根本にある方は見方もずいぶん違うと思いますが、もともとジェシー・ジェームズを知らないで観た方はどんな風に感じたのでしょうか?
私には英雄とはほど遠い、ものすごく気弱で精神不安定で子どもなジェシーが、なんとも物悲しく人間くさく映りました。
相手を殺さなくては自分が殺される、誰も信じられない、そんな世界に生きた人間が精神に異常をきたすのは想像がつきます。

ロバートがジェシーを撃ったのは、保身というよりは野心だったのでしょうね。
それを望んでいたかのようなジェシーの表情がなんとも良かったです。

でも結局は誰も救われない、なんとも物悲しいお話でした。


しかしこの映画、ブラピが主演なのにいつもの映画館ではやってませんでした。
上映時間が長すぎて人気がなかったのかしら?

by 35-lapis_lazuli | 2008-03-25 23:59 | 映画  

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